iPhoneでフェイク着信を鳴らすやり方5選|アプリなしでもOK
ワンタップのアプリから、ダウンロード不要のSiriショートカットまで。iPhoneでフェイク着信を鳴らす5つの実践的なやり方と、予約やハンズフリーでの起動方法をまとめました。
B執筆:Baptiste Garcia
このページの内容
結論
iPhoneでフェイク着信を鳴らすいちばんリアルなやり方は、AppleのCallKitという仕組みを使ったフェイク着信アプリを使うことです。ロック画面で鳴り、本物の着信とまったく同じに見えます。アプリをダウンロードせずに「ショートカット」アプリと着信用のショートカットで鳴らすこともできますし、背面タップ、ホーム画面のウィジェット、Apple Watchからハンズフリーで起動したり、あとで鳴るように予約したりもできます。ただし、ひとつ避けられない制限があります。電話アプリは自動では起動できないので、今すぐ鳴らすフェイク着信には、どこかで必ず手動のタップが必要です。ここでは、実際に使える5つの方法を紹介します。フェイク着信ジェネレーター: 名前、任意の番号、最大30秒の待ち時間を設定し、ブラウザ内で着信を再現する無料ツールです。本物の電話はかけません。
フェイク着信は、iPhoneでできる便利な技のひとつなのに、必要になるまで誰も準備していません。うれしいことに、好きなときにスマホを鳴らすやり方はいくつもあります。ワンタップで使える本格的なアプリから、2分で作れる無料のショートカットまで。このガイドでは、iPhoneでフェイク着信を鳴らす5つのやり方と、それぞれが活きる場面、そして誰もがつまずくOSのクセをひとつ紹介します。
みんながどれだけ工夫しているか、ちょっとおもしろい例を紹介しましょう。アプリなしの方法でいちばん広まっているのは、RoutineHubで公開されている着信用のショートカット(番号11028)です。架空の発信者の写真、名前、さらに住所まで設定でき、最大30秒の遅延をつけられます。しかも何もインストールする必要がありません。海外のテック系メディアHow-To Geekのライターはさらに一歩進んで、背面タップのショートカットで着信画面のスクリーンショットを撮り、ChatGPTに迷惑電話かどうかを判定させる仕組みまで作っていました。どこをいじればいいかがわかれば、スマホは見た目以上に融通が利くのです。
iPhoneでフェイク着信は鳴らせる?
はい、鳴らせます。大きく分けて2つの方法があります。ひとつは専用のフェイク着信アプリ。純正の着信画面を使えるので、いちばんリアルに仕上がります。もうひとつは、主に「ショートカット」アプリを使った無料の標準機能のワザです。何も追加でインストールする必要はありませんが、リアルさは少し落ちます。フェイク着信という言葉自体がはじめての方は、フェイク着信とは何かを解説した記事で基本を押さえておきましょう。簡単に言うと、実際には誰ともつながっていない、スマホの中だけで作られる着信です。つまり端末内での再現であって、発信者番号のなりすましでも詐欺でもありません。
このガイドでは、具体的な5つの方法を紹介します。フェイク着信アプリ、Siriショートカット、背面タップ、ウィジェットやApple Watchからの起動、そして予約です。どの方法にも共通するOSの本当の制限がひとつあり、それは最後に説明します。スマホは電話を完全に自分だけで始めることはできないので、どの方法でも何らかの手動の操作が必要です。それさえわかっていれば、自分に合った方法を選ぶのは簡単です。
アプリでフェイク着信を鳴らすやり方
アプリを使うのがいちばん簡単でリアルな方法で、たいてい1分もかかりません。よくできたアプリなら、流れはどれも同じです。
- 発信者を選ぶ:「お母さん」「部長」、あるいは友達など、自分のストーリーに合う名前と写真を選びます。
- 着信音や音声を選ぶ:ただ鳴るだけでも十分ですが、電話の向こうからそれらしい声が聞こえると、演技の負担が軽くなります。無言の相手と話すふりをしなくてすみます。
- タイミングを決める:今すぐ抜けたいならすぐに鳴らす、まったく予定外の中断に見せたいならあとで鳴るように予約します。
- 画面をロックして待つ:鳴ったらスワイプして応答し、話しながらその場を離れます。
CallKitアプリがロック中でもリアルに見える理由
よくできたフェイク着信アプリと、ただのおもちゃを分けるのがCallKitです。LINEなど本物の通話アプリが使っているのと同じ、Apple純正の仕組みです。この仕組みによる着信はロック画面で鳴り、受話口から音声が流れ、全画面の着信画面が表示され、あとで通話履歴にも残ります。この仕組みを使わないアプリは、アプリの中に偽の画面を描くことしかできないので、スマホがロックされた瞬間に崩れてしまいます。画面がロックされていても、ポケットに入っていてもきちんと鳴ってほしいなら、この純正の仕組みに対応しているかを確認しましょう。選ぶときのポイントは、iPhone用フェイク着信アプリのおすすめでくわしく解説しています。
アプリなしでフェイク着信を鳴らすやり方(Siriショートカット)
何もダウンロードしたくない場合は、標準の「ショートカット」アプリで、そこそこの出来のフェイク着信を無料で作れます。いちばん人気なのは、RoutineHubで公開されている「Incoming Call」というショートカットです。ライブラリに追加しておけば、好きなときに実行できます。発信者の名前と写真を自由に設定でき、着信画面が出るまで最大30秒ほど待たせることもできます。
設定のしかた:
- スマホで、このショートカットの配布ページを開き、「ショートカットを入手」をタップします。
- 「ショートカット」アプリでアクションの中身を確認し、「ショートカットを追加」をタップして保存します。
- 「ショートカット」アプリ、共有シート、またはSiriに話しかけて実行し、聞かれたら発信者を設定します。
とても便利ですが、限界も正直にお伝えします。ショートカットで作る着信は、専用アプリよりリアルさが劣ります。本物のシステムの着信ではなく、それらしく作った画面だからです。遅延も短く、ロック画面から自動で鳴らすことはできません。起動するには、やはりどこかをタップする必要があります。それでも、ちょっとしたドッキリや、大ごとではない場面から抜けるだけなら、「ダウンロード不要」は大きなメリットです。
背面タップでフェイク着信を起動できる?
はい。ここからは、いい意味で少しスパイっぽくなります。背面タップは、スマホの背面を2回または3回たたくと、決めた操作を実行してくれるアクセシビリティ機能です。フェイク着信用のショートカットと組み合わせれば、画面を触っているようには見えないまま着信を呼び出せます。
設定のしかた:
- 「設定」を開き、「アクセシビリティ」、「タッチ」の順に進みます。
- いちばん下までスクロールして、「背面タップ」をタップします。
- 「ダブルタップ」か「トリプルタップ」を選び、一覧からフェイク着信用のショートカットを選びます。
これで、テーブルに置いたままでも、スマホの背面を数回たたくだけで着信が始まります。さりげなく、無料で、意外と確実です。ただ、弱点はほかのショートカットと同じで、手動で起動する必要があり、画面の見た目も純正の仕組みを使った着信ほどリアルではありません。
ウィジェットやApple Watchからフェイク着信を起動するには?
いちばん自然に抜け出したいなら、スマホをじっと見ることなく着信を始めたいところです。それを簡単にしてくれる方法が2つあります。
- ホーム画面のウィジェット:ワンタップのウィジェットを置いておけば、ほかのショートカットと同じように、ホーム画面やロック画面から着信を始められます。スマホをちらっと見ただけにしか見えず、脱出の準備をしているとは思われません。
- Apple Watchから起動:手首のボタンをタップすれば、ポケットやバッグに入れたままのスマホが鳴ります。何かを操作しているところを誰にも見られません。だからこそ、さりげなく身を守る方法として人気があり、IntroscapeもウィジェットやSiriとあわせて対応しています。
ハンズフリーでの起動こそ、フェイク着信を予定外に見せる秘訣です。スマホをしまってあって、それが「たまたま」鳴れば、その場面は本物に見えます。気まずい場面からスムーズに抜け出したいときに、まさに狙いたい効果です。電話の中身も説得力のあるものにしたいなら、無料のフェイク着信の台本ジェネレーターで、先に会話の流れを考えておきましょう。
iPhoneでフェイク着信を予約するやり方
予約は、ここまでの方法のなかでいちばん強力です。今すぐ鳴らすのではなく、時間を設定してスマホをしまい、決めたタイミングで鳴らします。よくできたフェイク着信アプリなら、数秒後から1時間以上先まで自由に選べ、Introscapeなら最大24時間先まで予約できます。会議、デート、訪問の前に設定しておけば、ごく自然に中断が入ります。
ひとつ、知っておきたい落とし穴があります。一部のアプリや、ショートカットを使う方法のほとんどは、画面の前面で動き続けている必要があるため、スマホが自動ロックされたり、ほかのアプリに切り替えたりすると止まってしまいます。そうなると、予約した着信はそもそも鳴りません。回避する方法は2つあります。
- 待っているあいだだけ自動ロックをオフにする:「設定」から「画面表示と明るさ」、「自動ロック」へ進み、待っているあいだは「なし」にして、終わったら元に戻します。
- 純正の仕組みに対応したしっかりしたアプリを使う:よくできたアプリはシステムのレベルで着信を予約するので、画面がロックされていても確実に鳴ります。自動ロックの設定をいじる必要はありません。
自社アプリなので正直にお伝えすると、Introscapeで予約した着信は、画面がロックされていてもアプリを閉じていても鳴ります。ただし、スマホがロック中でオフラインのときは、30秒以上先に予約した着信は確実性が下がります。本番で頼る前に一度テストしておく2分間は、決して無駄になりません。
ロック画面からフェイク着信を自動で鳴らせないのはなぜ?
これは上で紹介したすべての方法の根っこにある制限なので、一度理解しておく価値があります。「ショートカット」アプリの「オートメーション」は、帰宅したとき、充電器につないだとき、メッセージやメールを受け取ったときなど、一部のきっかけでは自動で実行できます。でも、オートメーションが電話アプリを起動したり、自分で電話をかけたりすることは許可されていません。「この時間になったら着信を鳴らす」というオートメーションで、操作なしにロックされた画面から本当に着信を鳴らすことはできないのです。
つまり実際には、今すぐ鳴らすフェイク着信には、必ず手動での起動が必要です。アプリでのタップ、背面タップ、ウィジェット、腕時計のボタン、あるいは「Hey Siri」での呼びかけ。リアルさは、完全な自動化ではなく、その操作がどれだけさりげないかで決まります。これは、フェイク着信があくまでけん制と人付き合いのための道具であって、本物の緊急通報の代わりではないことを思い出させてくれる、大事なポイントでもあります。本当に危険を感じたら、迷わず本物の助けを呼びましょう(警察は110番、救急は119番)。
だからといって、フェイク着信が後ろめたいものになるわけではありません。個人的な理由で使うのはまったく問題なく、例外的なケースについてはフェイク着信アプリは違法なのかを解説した記事で取り上げています。何かを設定する前に、予約した着信がどんなふうに鳴るのか体感してみたい方は、まずブラウザで使える無料のフェイク着信デモを試してみてください。ブラウザで「本物っぽい」と思えたなら、スマホに入れたCallKit対応のアプリは、もっとリアルに感じるはずです。
出典・参考資料
- RoutineHub:他社製アプリなしで、標準のショートカットでフェイク着信を作る方法:標準の「ショートカット」アプリの着信用ショートカットを使い、他社製アプリなしでフェイク着信を鳴らす方法です(英語)。
- Appleサポート:iPhoneの背面をタップして操作やショートカットを実行する:本体の背面をタップしてショートカットを起動する「背面タップ」についての公式ガイドです。
- OSXDaily:iPhoneでフェイク着信を予約する方法:その場を抜け出すために、疑似的な着信を予約する手順を順に解説しています(英語)。
- Apple公式ドキュメント:CallKit:システムの着信画面を表示する純正の仕組みで、よくできたフェイク着信を本物に見せている技術です。
この記事のポイント
- CallKitアプリは、ロック中でもApple純正の着信画面を使うので、いちばんリアルなフェイク着信になります。
- 「ショートカット」アプリの着信用ショートカットを使えば、アプリなしでもフェイク着信を鳴らせます。遅延は最大30秒ほどです。
- 背面タップ、ホーム画面のウィジェット、Apple Watchのボタンなら、どれもハンズフリーで着信を起動できます。
- iOSは電話アプリを自動で起動できないので、今すぐ鳴らすフェイク着信には、必ず手動での起動が必要です。