初デートの安全対策:不安をあおらない実践ガイド
不安をあおらない、初デートの実践的な安全対策。事前の準備、人目のある場所で会うこと、直感を信じること、そして自分のタイミングで帰れるアリバイ着信の使い方を紹介します。
B執筆:Baptiste Garcia
このページの内容
結論
初デートの前には、信頼できる友達に予定を伝え、位置情報をリアルタイムで共有し、帰りの手段を自分で確保しておきましょう。会うのは人目のある場所で、飲み物から目を離さず、自分の直感を信じること。途中で帰るのは、いつでもOKです。会ってから15〜20分後にフェイク着信を予約しておけば、自然に席を外して自分の気持ちを確かめるタイミングができるので、残るか帰るかを自分で決められます。新しい人と会うのは、緊張するものではなく、ワクワクするものであってほしいですよね。ほとんどの初デートは何事もなく楽しく終わります。でも、少し準備しておくだけで、失うものは何もなく、大きな安心感が得られます。このガイドでは、むやみに不安をあおらず、落ち着いて実践できる安全のための習慣と、いつでも気軽に抜け出せる小さなテクニックを紹介します。デートでも、フリマアプリの手渡し取引でも、ネットで知り合った人と初めて会うときには、同じ基本が役に立ちます。
初デートの前にしておくべきことは?
いちばん役に立つ安全対策は、家を出る前に済ませておくものです。どれも大げさなものではありません。誰かがいつもあなたの居場所を知っている状態を作る、ちょっとした習慣ばかりです。
- 友達に予定を伝える。誰と、どこで会うのか、だいたい何時ごろ帰る予定かを伝えておきましょう。無事に帰ったらLINEすると約束しておきます。
- 位置情報をリアルタイムで共有する。iPhoneでもAndroidでも、信頼できる人と数時間だけ現在地を共有できます。出かける前にオンにしておきましょう。位置情報を安全に共有する方法のガイドで、それぞれの設定方法を詳しく解説しています。
- 相手のプロフィールをスクリーンショットしておく。マッチングアプリにある写真、名前、プロフィールの内容を保存して、友達に送っておきましょう。万が一何かおかしいと感じたとき、その記録が役に立ちます。
- 帰りの手段を自分で確保する。自分で運転する、慣れた電車やバスを使う、タクシーアプリを準備しておくなど、方法は何でもかまいません。帰り道を相手に頼るのは避けましょう。帰ると決めたら、すぐに帰れるようにしておきたいからです。
相手に伝える情報について、ひと言
初めて会うときは、自宅の住所、勤務先、フルネームは少し控えめにしておきましょう。秘密主義になる必要はなく、急がなくていいというだけのことです。本当のつながりは、直接会う前にすべてを打ち明けなくても生まれます。会って安心できるまでは、メインの電話番号やLINEをすぐに教えるより、マッチングアプリのメッセージ機能でやりとりを続けるのもおすすめです。
役に立つ小さな習慣がもうひとつ。会う前に、相手の名前と写真をさっと検索してみましょう。画像検索を使えば、使い回しや盗用されたプロフィール写真を数秒で見つけられることがあります。聞いていた話と見つかった情報が食い違っていたら、パニックになる必要はありませんが、ペースを落として注意深くなる理由にはなります。
人目のある場所で会い、飲み物と帰りの手段を自分で管理すべき理由
にぎわっているカフェ、バー、レストランは、それだけで静かにあなたを守ってくれます。周りに人がいて、助けてくれる店員さんもいて、そこにいる自然な理由もあります。初デートでは、相手の自宅、人目につかない場所、抜け出しにくい場所や助けを呼びにくい場所は避けましょう。
飲み物からは目を離さず、置きっぱなしにしないこと。席を外すなら、先に飲み終えるか、戻ってから新しいものを頼みましょう。目の前の相手を最初から疑ってかかるという話ではありません。どんなバーでも心がけたい、基本的な習慣です。
そして、帰りの手段を先に自分で確保しておけば、その夜をいつ、どう終えるかを自分で決められます。いつでも自分の力で家に帰れる。この一点だけで、驚くほどプレッシャーが軽くなります。相手が車で送ると言ってきたり、もっと静かな場所に移ろうと誘ってきたりしても、「帰り方はもう決めてあるので」と言えば十分です。「大丈夫です、ありがとうございます」以上の理由は必要ありません。
安否確認の電話や、予約したアリバイ着信はどう役立つ?
準備しておきたい電話の作戦は2つあり、それぞれ役割が違います。
安否確認の電話
友達に、決まった時間(たとえば会ってから30分後)にLINEか電話をしてもらうよう頼んでおきます。何も問題がなければ、OKのスタンプを返すだけ。返信がなかったり、あらかじめ決めておいた合言葉を送ったりしたら、友達が電話をかけてきて、必要なら様子を見に来てくれます。裏で静かに働いてくれる、安全のためのセーフティネットです。
予約しておくアリバイ着信
2つめの作戦は、デートが始まる前に予約しておくフェイク着信です。会ってから15〜20分後に自分のスマホが鳴るように設定しておけば、何があっても、席を外してひと息つき、このまま残りたい?と正直に自分に問いかけるタイミングが自動的にできます。
デートがうまくいっていれば、着信を止めてそのまま楽しめばOK。そうでなければ、無理のない自然な理由で切り上げられます。Introscapeは、まさにこのためのアプリです。Apple純正の着信画面を使って驚くほどリアルな着信でスマホを鳴らすので、ロック中でも、見た目も音も本物そのものです。事前に予約して、スマホはしまっておけます。さらに、着信と同時に信頼できる人へ位置情報をリアルタイムで共有することもできるので、アリバイ着信と本当のセーフティネットを組み合わせられます。頼りにする前に、まずはブラウザでフェイク着信を試して、どんな感じかを確かめてみてください。
フェイク着信は本当に役立ちますが、それが何なのかは自分の中ではっきりさせておきましょう。いくつかある安全のための習慣のうちのひとつであって、友達に居場所を伝えることや、帰りの手段を自分で確保することの代わりにはなりません。
なぜ直感を信じるべきなのか?
直感は、大切な情報です。店員さんへの話し方、二人きりになれる場所に行こうという強引な誘い、つじつまの合わない話、何度「いや」と言っても押してくる態度、あるいは言葉にできない小さな不安。何かおかしいと感じたら、その気持ちに従うのに、誰かに説明する義務はありません。何かが確実におかしいとわからなくても、居心地の悪さを理由に行動していいのです。
途中で帰るのは、いつでもOKです。自分の心地よさを守ることは、決して失礼ではありません。本当にデートする価値のある人なら、それであなたに罪悪感を抱かせたりはしないはずです。礼儀のために残らなければならない、なんてことはありません。
スマートに抜けるには?危険を感じたらすぐに離れるには?
状況は大きく2つに分かれ、それぞれ抜け方が違います。
ただ相性が合わないだけなら
単にときめかないだけなら、あたたかく正直に切り上げるのがいちばん親切です。飲み物を飲み終え、時間を作ってくれたことにお礼を言い、ピンとこなかったけれど会えてよかったと、率直に伝えましょう。言葉選びに困ったら、言い訳ジェネレーターで、もっともらしいひと言が数秒で見つかります。説明しすぎる必要はありません。「そろそろ帰りますね。今日は会えてよかったです」。これだけで十分です。
危険を感じたら
直感が「今すぐ離れて」と言っているなら、礼儀よりもその場を離れることを優先しましょう。トイレに行って友達に連絡するか、店員さんにそっと伝えます。予約しておいた着信を鳴らし、「電話に出る」ふりをして外に出て、そのままタクシーや駅へ向かいましょう。身の危険が差し迫っているなら、迷わず110番に電話してください。きれいに切り上げる方法については、フェイク着信でいまいちなデートを抜ける方法のガイドで詳しく紹介しています。
デートのあとにすることは?
最高のデートだったとしても、そうでなかったとしても、最後まで締めくくりましょう。
- 友達にLINEする。無事に家に着いたことを伝え、家に入ったら位置情報の共有をオフにしましょう。
- ブロックして通報する。不快な思いをさせてきた相手は、マッチングアプリでもスマホでもブロックし、通報しましょう。通報は、次に会う誰かを守ることにもつながります。
- 自分のための時間をとる。初デートは、人付き合いのエネルギーをたくさん使うものです。何があったとしても、あなたは自分のために一歩を踏み出しました。それには価値があります。
デートは楽しいもののはずですし、ほとんどの場合、実際に楽しいものです。ちょっとした習慣があれば、いいデートは心から楽しめて、そうでないデートからは気軽に抜け出せると安心していられます。
出典・参考資料
- ミシガン州立大学 警察・公共安全局:オンラインデートで安全に過ごすために(英語):人目のある待ち合わせ場所、飲み物の安全、位置情報の共有、直感を信じることについての、大学警察によるガイドです。
- サウスカロライナ大学 法執行・安全部門:デートの安全(英語):明るく人目のある場所で会うこと、友達に伝えること、帰りの手段を自分で確保することについて。
- Harvard Magazine:デートの安全のためのヒント(英語):相手の確認から、居心地が悪くなったときに安全に帰る方法まで、オンラインと対面の両方での注意点を紹介しています。
この記事のポイント
- 初デートの前には、友達に予定を伝え、位置情報をリアルタイムで共有し、帰りの手段を自分で確保しておきましょう。
- 人目のある場所で会い、飲み物から目を離さず、帰り道を相手に頼らないこと。
- 予約しておいたアリバイ着信があれば、自然に席を外して、残るかどうかを決めるタイミングができます。
- 直感を信じましょう。途中で帰るのはいつでもOK。フェイク着信は、本当の安全習慣と組み合わせて使う道具のひとつです。